ブロック高450,000から適用される新仕様移行に際して

ブロック高450,000から適用される新仕様とクライアントの更新のお願い

Monacoinクライアントver.0.10.2.2ではブロック高450,000からハッシュアルゴリズムがLyra2REv2に、
採掘難易度調整アルゴリズムがDark Gravity Waveになります。
これらの変更によって旧クライアントとの相互送金が不可能となります。
VIP Poolではクライアントをver.0.10.2.2に更新済みなので、利用者の皆様もクライアントの更新をお願いします。

クライアントの配布先リンクや詳しい更新内容は公式サイトのダウンロードページへ。
わかりやすい解説はmona digest様のクライアント更新の記事へ。

mona digest様には今回の対応にあたってもメンテナンス告知を出していただいたりとお世話になりましたことお礼申し上げます。
新仕様に関する話題としてソフトやサービスの対応状況などの記事もありますのでご覧くださいませ。

ハッシュアルゴリズム変更に伴うプール側の対応

ハッシュアルゴリズムがLyra2REv2へ変更されるのに伴い、採掘サーバの切り替えも行います。
VIP Poolでは以下の採掘ポートを新設しました。

  • STRATUM:
  • stratum+tcp://startdash.vippool.net
  • PORT:
  • 7777

ブロック高450,000に至るまではテスト用として動作します。
採掘を行うとマイニングソフト側で“accept”など、シェアを受け付けた表示が出ますが、
採掘によって送信されたシェアは有効・無効問わずプールに反映されないようにしてありますので報酬は得られません。
ちなみに初期のDifficultyに対応するため、シェアの送信間隔を短めにチューニングしてあります。

ブロック高450,000に達したら本番用動作へ自動的に切り替わります。
なお、scrypt用のtcp://vippool.netはブロック高450,000に至ると自動的にシェアをプールに反映しなくなるようにしてあり、
その後様子を見てLyra2REv2に切り替える予定です。
切り替えを行ってもtcp://startdash.vippool.netは次のハードフォークが計画されるまではアクセス可能にしておきます。(が、スタートダッシュが終了した現在は一応非推奨です。)

ハッシュアルゴリズム変更に伴うクライアント側の対応

Lyra2REv2へ変更されるのに伴い、採掘ソフトも対応したものに切り替える必要があります。
公式サイトのダウンロードページの「マイナー」の項目に対応したソフトへのリンクがあります。

Windowsの場合のコマンドライン例

  • sgminerの場合(RadeonなどAMD製GPU用)
  • sgminer.exe --kernel Lyra2REv2 -o stratum+tcp://startdash.vippool.net:7777 -u Weblogin.WorkerName -p WorkerPassword
  • ccminerの場合(GeForceなどNVIDIA製GPU用)
  • ccminer.exe -a lyra2v2 -o stratum+tcp://startdash.vippool.net:7777 -u Weblogin.WorkerName -p WorkerPassword
  • cpuminer-multiの場合(CPU用。ワタナベ氏がビルドしたと思われるx64バイナリ有り)
  • cpuminer.exe -a lyra2rev2 -o stratum+tcp://startdash.vippool.net:7777 -u Weblogin.WorkerName -p WorkerPassword

    "-u Weblogin.Worker -p Worker password"の部分は、自分の設定に合わせてそれぞれ

    • Weblogin ⇒ ユーザー名
    • Worker ⇒ ワーカー名
    • Worker password ⇒ ワーカーのパスワード
    に置き換えてご使用ください。